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慶應義塾

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イベント報告

慶應義塾創立150年記念

招待ラグビー慶應義塾大学vs明治大学

2008年5月18日(日) 14:00 Kick Off

レベルファイブスタジアム(博多の森球技場)


九州ラグビーフットボール協会HP 慶應義塾大学vs明治大学
43−12(前半14−12)
T=和田、出雲、藤代、柳澤、小澤、川村 G=川本、和田4 PG=川本

慶應義塾創立150年を記念し、福岡・レベルファイブスタジアムで開催された慶明戦。東京より遠く離れた地で行われた一戦は普段の対戦とは一味変わった様相を呈した。慶大は前半こそ苦しんだものの、後半明大を圧倒。43−12と快勝した。

立ち上がり早々、慶大がいきなりチャンスを迎える。ゴール前マイボールスクラムからNo8小澤が抜け出し、つないだボールをFB和田が抑え先制。幸先よくリードした慶大だったが、そこから試合は徐々に明大ペースとなる。特に明大のテンポ良い展開とフィジカルを生かした力強い突破を合わせたアタックに翻弄されてしまう。象徴的だったのが、27分のトライ。明大ボールのラックからグラウンドの右隅から左隅までFW、BKが一体となり展開し、最後はWTBが抑え慶大からリードを奪った。慶大もその後前半終了間際にラインアウトから展開し、WTB出雲がトライをとるも、前半は明大のアタックを受けてしまう格好となった。
ハーフタイム、「自分たちのラグビーをする」(林監督)ことを確認した慶大。後半7分にクイックスタートからSH藤代がトライを奪うと慶大ペースに。キックで深く敵陣に入り、FW・BK一体となったアタックを展開。そして、何よりこの日の最大のハイライトは後半28分のトライ。ラインアウトから慶大FWが明大のお株を奪うようなモールトライを決めてみせた。
これが精神的な打撃となったか、後半はほとんど明大にチャンスを作らせずに終始圧倒し続けた慶大。前半とは打って変わって、後半はノートライに抑えた。まさに「走り勝ったこと」(小澤選手)が点差に如実に反映された。

強豪校に相次いで勝利したことになったが、花崎主将は「タックルが甘く、ゲインされてしまった。そこに精神的な幼さを感じた」と気を緩めることはない。明大の主力選手も何人か欠けていたことも影響しただろう。そういった意味で慶大の真の実力を問う絶好の機会が来週控えている。ワセダ相手にどこまで出来るか―。今から試合が楽しみで仕方ない。

※この日は、慶大にも出身者が多い九州での開催となった。お子さんのタグラグビーを観戦されていた女性は「こういう形で来て頂ければ、子供に見せることができいいこと」と歓迎ムード。早大出身の地元の男性も「慶大にはリスペクトの気持ちを持っている。慶應の蹴球部にも頑張ってもらいたい」とエールを送ってくれた。

  

林監督
「うちは春は毎年弱いのが定番なんで、強い明治にチャレンジしようと臨みました。前半は明治の強いFWがフィジカルを生かしてきて相手の流れになってしまいました。2つトライを取られましたが、2つ目の方がやられた感は強かったですね。セット負け、数的優位を作られました。ハーフタイムには自分たちのラグビーをしようと言って、後半は0点に抑えられてよかった。勝って何より嬉しく思っています。(福岡について)スタジアムがすごくて、グラウンドの状態もよくて、いい選手を輩出するところだと思っています」。

花崎主将
「FW戦で受けに回ってしまったのが屈辱的だったが、後半立て直すことが出来てよかった。次の週までタックル、ブレイクダウンを修正したい。(前半は)タックルが甘くて、ゲインされてしまった。(そこに)精神的な幼さを感じた。これからの試合では試合でミスをしないように成長したい。(福岡について)前日に地元の中学生にラグビー教室をやらせて頂いて、熱心でまじめで今日も応援してくれてていい子だなと。慶應のラグビー部に入ってくれたら嬉しいなと思います」。

小澤選手
「(自身の出来は)ディフェンスは全体的に出来た。でも、アタックでもっとからみたい。もっと強く前進しなくちゃいけない。(明大の印象)一人一人が大きいので、低くプレーしなくてはと。もっと当たり負けしない体づくりをしないといけない。(勝因は)走り勝てたこと。春からのフィットネスの成果を前に出せた。(スクラムから持ち出すプレーは)自分で判断していきました。(ここまで連続出場だが)とにかくオフェンスを頑張らなくてはいけない。アタックの面では頑張りたい。(来週の早大戦は)練習でやった通り、ディフェンスは低く、組織でプレーして、チームで勝負したい」。

廣畑選手
「(今日のスクラムは)相手が1年生ということもあり、プライドにかけて押し勝ちたいなと思っていました。(その中で)うまくコミュニケーションをとれなかった部分もあるのでそこは反省です。(モールトライもあったが)運、流れで勝った感じなのでもっと確実にしないといけない。(FW陣の仕上がりは)まだまだ伸びます。(早大戦は)今日の課題と、去年最終的に負けているので勝ちたいです!」

伊藤選手
「(自身としては)個人的には全然ダメでした。今日は満足はしていないです。(モールトライは)最初いけなそうかなと思ったんですが、みんながいこう!という声があったんでいきました。(チームとしては)上り調子ですね。逆にいつ崩れるか不安ではありますが、このままいけたらなと。(福岡でのプレーは)変な緊張がありました。知り合い、友達がいて緊張しました。シーズンでもっといいプレーを見せれるようにしたいです」。

(取材・写真撮影 慶應スポーツ 流王友彬)
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