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慶應義塾

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イベント報告

慶應義塾創立150年記念 ニューロサイエンスシンポジウム

2008年7月12日(土)13:00〜17:50

慶應義塾大学 三田キャンパス 北館ホール


参加 無料(事前登録必要)
主催 慶應義塾大学グローバルCOEプログラム「論理と感性の先端的教育研究拠点形成」
http://www.carls.keio.ac.jp/
慶應義塾大学グローバルCOEプログラム「In vivo ヒト代謝システム生物学拠点」
http://www.gcoe-metabo.keio.ac.jp/index.html
日本神経科学学会

7月12日、慶應義塾大学(三田キャンパス)において慶應義塾創立150年記念ニューロサイエンスシンポジウムが開催されました。このシンポジウムは9日から11日にかけて開催されていた日本神経科学会のサテライト・シンポジウムでもあり、また、学部の壁をこえた2つのグローバルCOE共催の全学的なシンポジウムでもありました。

シンポジウムのタイトルはFrom molecule to Cognitionで、冒頭、認知科学者である安西塾長がこのシンポジウムに寄せる期待を述べました。ついで、ペンシルベニア大学のTom Curran 教授がPromise and problems of molecular targeted therapies in children: Lessons from Hedgehog pathway inhibitorsという講演、医学部の岡野教授がRegeneration of the damaged Central Nervous Systemという講演を行い、基礎と臨床をクロスオーバーする研究の可能性を論じました。
休憩をはさんで、今度はユニバーシティー・カレッジ・ロンドンのRichard Frackowiak教授がImaging, cognition and geneticsという講演を行い、最近の脳画像研究の診断への応用からロンドンのタクシー運転手が海馬が大きいというデータまで示されました。最後はノーベル賞受賞者であるジョンズホプキンスマラリア研究所のPeter Agre教授がAquaporin water channels: from atomic structure to clinical medicineという受賞理由となった研究である水分子チャネルの講演を行い、化粧品会社のポスターに名前が紹介されたので母上に初めて褒められた、というエピソードも紹介されました。
シンポジウムの最後に総合司会を務めた文学部の渡辺教授が21世紀は科学の統合の世紀であり、分子から認知までの統合はその一歩であると締めくくりました。シンポジウム全体を通じて活発な討論が行われ、実り多い会となりました。

プログラム

13:00-13:20 開会の辞:慶應義塾長 安西 祐一郎
13:20-14:20 "Promise and problems of molecular targeted therapies in children: Lessons from Hedgehog pathway inhibitors"
Tom Curran(ペンシルベニア大学教授)
Chair:仲嶋 一範(慶應義塾大学医学部教授)
14:20-15:20 "Regeneration of the damaged Central Nervous System"
岡野 栄之(慶應義塾大学大学院医学研究科委員長、医学部教授)
Chair: 渡辺 茂(慶應義塾大学文学部教授)
15:20-15:40 休憩
15:40-16:40 "Imaging cognition and genetics"
Richard Frackowiak(ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン教授)
Chair:渡辺 茂(慶應義塾大学文学部教授)
16:40-17:40 "Aquaporin water channels: from atomic structure to clinical medicine"
Peter Agre(ジョンズホプキンスマラリア研究所所長)
Chair: 安井 正人(慶應義塾大学医学部教授)
17:40-17:50 閉会の辞:渡辺 茂(慶應義塾大学文学部教授)

スピーカーのプロフィールついては、創立150年記念WEBサイトの英語ページ http://keio150.jp/english/events/2008/20080712e.html をご覧下さい。