慶應義塾 創立150周年記念 未来をひらく 福澤諭吉展(福沢諭吉展)

福澤研究センター 都倉武之が語る
福澤展のツボ

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福澤という人の魅力

   福澤という人は、何が面白いのかといえば、絶妙なバランス感覚にあると思います。思想はある意味では過激で、常に強烈な批判精神を内に秘めつつ現実主義者なのです。

   世の中に過激なことを言う人はいます。また、非常に現実主義的な人もいくらもいます。福澤という人は、同時代にあってとても過激な思想を持ちながら、今のこの世の中に生きていることを忘れず、それを変えていこうとした人でした。異端者でありながら、常識人ともいわれた、これが福澤の面白いところだと思います。

   かといって福澤は神様ではありません。よく慶應では福澤を神聖視しているように思っている方もいらっしゃいますが、福澤も一人の人間であり、欠点も多々あり、社会を動かそうと働きかけて、思惑が外れることも少なくありませんでした。

   今回はそのような等身大の、人間くさい福澤像をもお見せできればと思っています。福澤がどのように世の中に向き合ったか、という姿勢が、「未来をひらく」一助になると信じるものです。

2008/11/05 13:09:23
未来をひらく福澤諭吉展 2009 東京,福岡,大阪

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