慶應義塾 創立150周年記念 未来をひらく 福澤諭吉展(福沢諭吉展)

福澤研究センター 都倉武之が語る
福澤展のツボ

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福澤門下の美術品コレクション 見どころ紹介

この展覧会では、福澤の歴史資料展示が大半を占め(第1部~6部)、それで完結しても十分な量があります。しかし、これに加えてガラリと雰囲気を変えた第7部を置き、福澤門下生が蒐集した美術品から選りすぐりの名品を一堂に集め、展示しています。

実業界で活躍した福澤門下生の中には、数寄者として、あるいは美術品のコレクターとして著名な方が大勢います。美術品の展示の仕方として、「集めた人々」に注目する、それも「師が共通である人々のグループ」の集めた品を展示する、という趣向は、ちょっとユニークではありませんか。歴史にご関心のある方も、これらの展示を通して福澤門下の層の厚さ、広がりを感じていただければ幸いです。

美術品担当キュレーターより、東京展で注目していただきたい品をいくつか選んで頂きましたので、ご紹介します。

【朝吹英二(柴庵)旧蔵 1850~1918】
作品番号7-02 利休丸壺茶入 大名物 重要美術品
 南宋~元時代 13-14世紀 香雪美術館所蔵

【益田克徳(非黙)旧蔵 1852~1903】
作品番号7-05 ととや茶碗 銘 市原 一名秋草
 朝鮮時代 16-17世紀 個人蔵

【高橋義雄(箒庵)旧蔵 1861~1937】
作品番号7-12 瀬戸奈屋肩衝茶入
 安土桃山時代 16世紀 MOA美術館所蔵

【益田英作(紅艶)旧蔵 1864~1921】 
作品番号7-09 色絵金銀菱重茶碗 野々村仁清作
 江戸時代 17世紀 重要文化財 MOA美術館所蔵

【松永安左エ門(耳庵)旧蔵 1875~1971】
作品番号7-49 唐物肩衝茶入 銘「松永」
 明時代 15-16世紀 福岡市美術館所蔵

【山口吉郎兵衛(滴翠)旧蔵 1883~1951】
作品番号7-66 青井戸茶碗 銘 蓬莱
 朝鮮時代 16世紀 個人蔵

【慶應義塾所蔵】
作品番号7-139 秋草文壺 国宝
 平安時代 12世紀 慶應義塾所蔵

2009/01/30 23:50:00
未来をひらく福澤諭吉展 2009 東京,福岡,大阪

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