慶應義塾 創立150周年記念 未来をひらく 福澤諭吉展(福沢諭吉展)

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慶應義塾をめぐる芸術家たちと大阪

07021 大阪展もいよいよ1か月前となりました。昨日は日帰りの大阪出張でした。この出張にあわせて、中之島の国立国際美術館に参りました。現在慶應義塾創立150年記念関連企画展として「慶應義塾をめぐる芸術家たち」を開催中です(9月23日まで)。

慶應は、造形芸術の制作を専門とする学部を置いていませんが、多くの芸術家を生み出し、また縁のある芸術家も多数います。福澤展でも、イサム・ノグチや岡本太郎を紹介しています。この展覧会では、西脇順三郎、瀧口修造、飯田善國、駒井哲郎、谷口吉郎、イサム・ノグチの6人を取り上げています。慶應義塾に集った、ユニークな芸術家たちの表現活動を、興味深く鑑賞しました。

  

07022 美術館にたどり着く少し前、土佐堀川沿いを歩いていたところ、ここにも福澤関係の表現者の足跡を発見。水上瀧太郎『大阪の宿』の記念碑です(肥後橋の南詰め辺りにあります)。

  

  

  

07023 水上瀧太郎(1887-1940)は、慶應義塾関係者が創刊した『三田文学』に集った三田派の作家です。本名は阿部章蔵。福澤の高弟の一人、阿部泰蔵の子です。泰蔵の創立した明治生命でサラリーマンをしながら、作家としても活動する二足のわらじを貫いた人で、無二の親友が、のちに慶應義塾の塾長となり、戦後は東宮御教育参与として知られる小泉信三です(しかも水上の妹が小泉の妻)。

この記念碑の存在は、以前から聞いていたのですが、ここで巡り会うことができるとは思いませんでした。これから、大阪で、どんな発見があり、どんな出会いがあるか、楽しみです。

  

2009/07/02 23:51:00
未来をひらく福澤諭吉展 2009 東京,福岡,大阪

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