慶應義塾 創立150周年記念 未来をひらく 福澤諭吉展(福沢諭吉展)

福澤研究センター 都倉武之が語る
福澤展のツボ

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大阪展、まもなく終了します!

0909031 東京、福岡、大阪と巡回した福澤諭吉展が、今週末6日をもって閉幕となります。残りわずか、まだご覧頂いていない方、大阪での展覧会は次がいつになるかわかりませんので、ぜひお越し下さい。

 

 

大阪での展覧会開催を通しても、多くのことを学ばせて頂きました。福澤が父母を通して受け継いだ大阪の合理的精神、適塾での勉強、またそれに対する大阪の影響など、福澤に対する大阪という存在の大きさ、福澤の中に潜む“大阪人気質”ともいうべきものについてです。これは展覧会開催当初、私にはほとんど欠けていた視点でした。

0909032 大阪自体に対する見方も少々変わりました。正直に申しますと……、開催前は、どうも皆さんコテコテの付き合いにくい方々というイメージ(偏見)と、街は緑の少ない、暑いばかりの場所という印象がありました。しかし、ご観覧頂いた方の反応は、率直で気持ちが良く、会場内の監視のおねえさん方も気さくで、他の会場とはまた違った雰囲気がありました。大阪の街歩きはなかなか面白く、街の作りも慣れると大変わかりやすく、かなり徘徊を重ねさせて頂きました。先日行き損なった「くすりの道修町資料館」、「大阪企業家ミュージアム」はじめ博物館資料館もいろいろと回ることができました。これも私には大きな成果です。

福澤を見直すということは、日本にとって、これまでの歩みを見返り、そしてこれからを考える良いきっかけであると思いますし、慶應義塾にとっては、これまでの歩みを謙虚に見返る機会となると思って参りました。福澤という人間は、もちろん完全無欠な神様ではありません。しか、福澤の物事を見つめる姿勢、世の中と向き合う態度は、いまなお新しく、これからの人生をよりよく歩むためのヒントがあふれていると思います。あと少しですが、まだご覧頂いていない方は、ぜひともお運び頂けましたら幸いです。

写真は大阪の街中で見かけた福澤展ポスターです。

2009/09/03 22:37:00
未来をひらく福澤諭吉展 2009 東京,福岡,大阪

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