慶應義塾 創立150周年記念 未来をひらく 福澤諭吉展(福沢諭吉展)

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展示品情報

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国宝 釈迦金棺出現図(しゃかきんかんしゅつげんず)

200901fukuzawa08 ※ 初日1月10日~1月25日 限定公開

平安時代 11世紀

京都国立博物館

  

   

1月25日(日)まで、国宝「釈迦金棺出現図」(松永安左エ門旧蔵)が別会場の本館2階に展示されています。これは東京ではほとんど見る機会に恵まれない11世紀(平安時代)の仏教絵画の大作。釈迦の入滅を知った母親摩耶夫人がお棺を前にあまりにも嘆き悲しんだために、釈迦が涅槃のお棺から光明とともに復活し、母にむかって手をあわせ、生死の理をさとす場面。わが国にはこの作品以外に存在しないテーマです。

ヨーロッパでいえば、イタリア・ルネサンスにおけるキリスト教絵画の「ピエタ」や「復活」にもひとしいテーマで、ピエロ・デラ・フランチェスカの<復活>を想起させます。また、大画面に群衆を描く作品として、レオナルド・ダ・ヴィンチの<東方三博士の礼拝>にも匹敵するでしょう。しかし、ピエロやレオナルドの作品が15世紀の制作なのに対し、本作品がそれより400年も前に描かれた事実は、にわかには信じがたいほどです。日本絵画史上の傑作というにとどまらず、もし11世紀に制作された世界中の絵画を同じ展示室に並べえたと仮定しても、これを凌駕する作品はないと断言してよいでしょう。それほどに傑出した名作にほかなりません。

 

福沢展 余録「企画の現場から」 ”釈迦金棺出現図”  もお読みください。

2009/01/21 22:17:00
未来をひらく福澤諭吉展 2009 東京,福岡,大阪

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