2008/6/12 | 参加者の感想を掲載しました。
参加者の感想の一部を掲載します。
講演 「ニュースと『政治』を見る視点」 大石 裕 (慶應義塾大学 法学部教授)
● いわゆる政治力という部分での暗黙の誘導というものの視点が新鮮でした。今後のニュースの見方が変わりそうです。(40歳代、男性)
● ニュースバリューの話は改めて納得した。発信側が意図を持ってニュースバリューの高いニュースを選んで発信しているということを肝に命じなければいけないと感じた。(40歳代、男性)
● メディアによる「フレーム」がつくられてしまうという指摘がとても共感するものでした。メディア各社の「ニュースバリュー」がなんらかの形で分かるよう、考える目を持ってニュースを見るようにしたいです。(30歳代、男性)
講演 「ニュースの真偽」 財部 誠一 (ジャーナリスト)
● 「同じ素材を同じように伝えている」ということは日々感じていることでした。それを明快に指摘され、改めて多角的に見る、想像をめぐらす、自分で考える、ということの大切さを再認識できました。(30歳代、女性)
● 「ニュースの見方」についてもう一度見直す機会を得られたと思います。多面的に見ていくことの大切さを教えられました。(60歳代、男性)
● 冒頭の「私はニュースを信用していない」という言葉がとても心に響きました。いまは断片だけの情報からニュースが発信されているんだという意識を持って今後ニュースに接していきたいです。(30歳代)
講演 「ジャーナリストの夢と現実」 橋本 五郎 (読売新聞 特別編集委員)
● 相手に耳を傾けること、自分を適度に疑うこと。簡単そうでとても難しいことだと感じました。(20歳代、女性)
● 声の調子などメリハリの効いた話し方に圧倒されました。大変で厳しい世界を生きてこられたのだなと感じました。真理を見定めることの困難さを思い、ニュースの限界を考えたうえで報道に接していこうと思いました。自分の世界の狭さを考え、謙虚に様々に学んでいきたいと思いました。(40歳代、男性)
● 鳥の目と虫の目という言葉、その通りだと思います。私ももっと多方面から物事をとらえるようにしたいです。(30歳代)
講演者によるパネルディスカッション 「ニュースを読む力」
コーディネーター 進藤 晶子 (フリーキャスター)
● 情報を色んな手段で手に入れることができ、非常に便利な世の中になったと思う反面、一つ一つの情報の価値が薄れていっていると思います。私もネットに依存しているので、もっときちんと情報を正しくつかもうと思います。(30歳代)
● 具体的な内容で良かった。これからニュースを見るときに今日聴いたことを思い出して見たい。(50歳代、女性)
● ニュースを読む力、その養い方について、批判がキーで、そのためには歴史的観点が必要であるということが、3人一致の意見として伺えたことが非常に示唆に富んでいたと思う。(20歳代、男性)
※上記のほかにもたくさんの感想をお寄せいただきました。ご協力ありがとうございました。