2007/9/25 |
参加者の感想を掲載しました。
参加者の感想の一部を掲載します。
講演 「人にはどれだけの物が必要か」 鈴木 孝夫 (慶應義塾大学 名誉教授)
● 1.人としての生き方。会社で部下指導を行う際、大変参考になります。 2.私は、先生の学び方をとても理解できます。私も余計なことばかり色々と知りたくなる方です。そうすると結局学ぼうとすることが非常によく分かってくると思います。表面的に理解して分かった振りをすること、大変考察がうすいと思います。今日の講演更なる自分のステップアップに継げて行きたいと思います。大変有意義でした。 (男性 50歳代)
● 超ユニークな視点からの人間のあり方、生きようが、楽しくわかり易い言葉で語られ、大いに共感しました。ストレスも無く、健康に前向きに過ごされている80代男性の現実感が興味深かったです。気品ある暮らしはモノに執着せず、「自分」を信じ又身を律して生きることながら、すべてを楽しむ、笑ってやりすごすとの姿勢にあると思い知らされ、暑い中を参加して大収穫を得たと思いました。
● 他者に認められないことを嘆いていた自分にとって、まさに目から鱗の落ちる思いでした。自分に必要な分の物を見極められるように生きていけたらと思います。 (男性 20歳代)
● 今日のテーマ通りに生きていらっしゃる方で、お話に”つい引き込まれてしまう”楽しい講演でした。平易な言葉でこれからの時代に大切なことを教わったような気がします。何十年も年長の方なのに、自分よりもパワフルで、反省しました。自分のものさしを持つとはなかなかできることではありませんが私もそうなりたいと思いました。 (女性 30歳代)
● 独自の考え方をお話された。塾の独立自尊であろう。そうなりたいものであると私自身は思いました。お話、内容共にユーモアがあり塾の方だと思い、このような塾風の先生が今は少ないように思います。大学のマンモス化と共にそうならざるを得ないかも知れません。このような機会に鈴木先生の講義を開催する事は良き塾風の後援につながるものと感謝致します。 (男性 40歳代)
講演 「青年小泉信三のロンドン」 林 望 (作家)
● ・「気品の泉源、智徳の模範」は、私がもっとも好きな福沢先生の言葉です。常に心のどこかで「気品」を意識して生活しています。 ・しかし、その「気品」の具体化がはっきりせず、自分の行動面にもしっかりした意識を持っていませんでしたが、林先生の話しの最後で、「よく遊び…はフェアプレイの精神(紳士)を身につけること」とあったので、目が覚める気持でした。自分としての一つのイメージが出来ました。 (男性 50歳代)
● 小泉信三氏の人物像に触れることができました。卒業式(昭和40年)に小泉氏が「諸君、試験が無くなってお目出度う。これからは毎日が試験」という言葉をおっしゃいました。時々思い出しては名言と思います。フェア・プレーはそのとおりです。 (男性 60歳代)
● ・気品とは、一朝一夕で成るものではない。 ・自分自身を高じるためには、何が必要なのか、何をしなければならないのか。そして、それは、勉強だけではだめなんだ。ということを感じさせたものだったと思う。小泉信三の姿勢を通して「教養」という、現代に足りていないものの重要性を再確認できたと思う。 (男性 20歳代)
● 静かな語り口の中で、小泉信三氏の人物を更に知ることが出来ました。個人的には、小泉信三氏の著書はいくらかは読んでいますが、更に魅力を感じました。また、学びは自腹を切ってしなければならないという言葉に深く感銘を受けました。よく学び、よく遊ぶというのは、自分自身で方向性に責任を持って生きることではないか、と思います。また、遊びとは単に娯楽や享楽だけを言うのではない、ということを切に感じました。話を伺っていて、生きるのが楽しくなりました。 (男性 40歳代)
講演 「学びと遊びの区別がつかない」 宮下 啓三 (慶應義塾大学 名誉教授)
● 当初の夢が叶わずとも他の道から世界が広がるというお話は、夢に進むか諦めるか迷い続けていた自分にとって勇気づけられるお話でした。 (男性 20歳代)
● 心の余裕がより良い結果に結びつくという気持ちになれました。レッテルではなくどのように考えるかという点は、今のビジネスにもつながる考え方と思います。 (男性 40歳代)
● 遊びの価値を知らぬ者は、学びの価値も知らぬ。一本の剣を遊びにも使う。含蓄のある言葉を頂きました。山を登る。絵を画く。自分を広げる趣味を持たないといけないと52歳になった今感じます。 (男性 50歳代)
● 「遊ぶ」という言葉の解釈について、学ぶという意味が含まれずにとられるのは残念なことであると感じる。机に向かい決められた事だけをこなすことよりむしろ、自由に色々な世界に目を向け試行錯誤するなかに学びの機会が限りなくあるとの説得力のあるお話でした。 (女性 20歳代)
● 「学ぶ」ということと「遊ぶ」ということを漢字という面白い視点から話していらっしゃったので面白かったです。全ては偶然的に出合い、それは必然的に自分に身につき、それがいまの自分を形成している。それは遊びと学びのバランスが大事なのだ、と感じました。 (女性 20歳代)
講演者鼎談 「よく学び よく遊び」
● 私は今、丁度スクーリング中で、あと2日残っているわけですが、本当に毎日が楽しくて仕方が無いです。小・中・高と無理矢理勉強を押し付けられていた頃と、今自分で稼いで自分で選んで大学で学んでいる事をとても幸せだと思っています。なので、3人の先生方もそれぞれ信念を持って取り組んでいらした事に共感を得ることが出来ました。 (女性 20歳代)
● 学びとは自己責任(自腹、自己判断…)でやる事には同感です。学ぶことは自分自身のことですから。死ぬ程(死にもの狂い)の勉強や努力をした後に本当の充足感のある遊びや学びを体得出来るのだと思った。時間を制する者は人生を制する。日がなダラけてる私に一克でした。 (女性 40歳代)
● 「学びも遊びも」ではなく、「学びの中に遊び(遊びの中に学びあり)」である。時間は平等に人々に与えられているが有限であり、自分の人生の中での無駄な学びと無駄な遊びについて深く反省した次第である。 (男性 40歳代)
※上記のほかにもたくさんの感想をお寄せいただきました。ご協力ありがとうございました。