「ブラジルから参加して」
第5ブロック第1班/関谷誠(昭和47年卒)
今年は、私にとり大きなメモリアル・イアーとなってます〜塾創立150周年、8年前から住んでいるブラジルでの日本人移民100周年、勤務先の社創立90周年、ワンダーの同期と知り合って40周年(1968年入部)、同期丸瀬君の没30年、個人的には結婚30周年等々。
この一環としてKWV現役とOBが一致結束しての塾創立150年公式記念イベント「歩いて識る150年  中津から三田へ1500キロ」に一OBとして参加することが出来た事を大変嬉しく思っております。

一昨年末から、ブラジルの地で、本イベントの企画、準備をOB会のホームページを通じてフォローし、昭和47年卒が第5ブロック1班として2008年7月末に大阪〜京都の区間を担当する事が決定するやいなや、それなりの自由裁量が利く2008年の年間業務スケジュールの調整に入り、この間は一切の業務予定を組むことなく、万難を排して駆け付けることとしました。

ブラジルは、現在、暦の上では冬、日本の23倍のこの国では地域によって気候が異なり、私が住んでいるベロオリゾンテ市は標高850m、朝晩は12〜3度にまで下がる土地です。この為、参加に当っての課題は12時間の時差と35度を超すであろう盛夏の関西地区での猛暑対策。時差は酒を飲めばすぐにでも解消出来るだろうとの経験則があるものの、熱暑対策には大きな不安を抱かざるを得ませんでした。耐暑訓練としては、帰国一か月前から、サウナに入っての我慢比べを繰り返すのみ。これらの事前準備が効を奏したのか、灼熱の炎天下での最大の難所〜淀川堤の行軍も35年卒河合先輩の快調なペースに引っ張られ何とかクリアー、アマゾンの熱帯雨林でもなかなか経験出来ないような雷雨の中での師団街道北上も同期の特攻隊メンバーに引張られて突破、また、要所要所でのサポート隊の皆さんによる給水、スイカ・バナナの手配等々のお陰で、4日間の大阪・適塾から大津・圓満院までの66kmを気持ち良く、かつ、すがすがしい気持ちで踏破することができました。

このイベントに参加し、改めてKWVのすばらしさを実感、再認識させていただきました〜今回は42年卒を中心に35年卒と47年卒(それに飛び入りの43年卒)の現役時代に全く接点のなかったパーティー編成にも関わらず、一端パーティーを組むと、リーダーの下で当たり前のように全員が同じ意識、価値観を共有し、助け合いながら目的に進むワンダー精神。この様な素晴らしい思いをさせていただいただけでもブラジルから遠路はるばる駆け付けた甲斐があったと言うものです。

菅谷実行委員長をはじめとする実行委員会の皆様、第5ブロック森田リーダー、それに第1班松本リーダー、奥本サブ・リーダー、並びに炎天下と雷雨の中ご一緒させていただいたメンバーの皆様、本当にありがとうございました。感謝申し上げます。

また、7月29日の最終日、京都仁和寺の国宝金堂での早朝勤行は実にすばらしく、僧侶が声をそろえて共鳴する読経に思わず引き込まれ、日頃の雑念が払拭され、思わず世界平和を祈らざるを得ない瞑想にふける事が出来たこともこのプランに参加出来た大きな収穫でした。
蛇足ながら、8月中旬には慶応と早稲田の野球部がブラジルに遠征し、サンパウロで慶早戦が予定されております。早稲田の斎藤祐樹も遠征メンバーに含まれていることもあり、塾創立150年、並びに移民100周年の記念イベントとして日系社会で大きな関心が寄せられており、当地三田会も大いに盛り上がっております。ブラジルの大地にも慶應スピリットが活きております。

KWV現役並びに参加OBの皆様におかれましては、11月8日のゴールを目指し、これからの道中のご安全とご活躍をお祈り申し上げます。
(2008.7.30 帰ブラジル直前の日本にて)